MFA第２７回宮日旗MRT杯宮崎県サッカー選手権大会（天皇杯県予選）第４日は４月２３日（日）、都農町藤見公園陸上競技場で準決勝１試合が行われました。
ヴェロスクロノス都農は日本フットボールリーグ（JFL）所属のミネベアミツミ（前ホンダロック）と対戦し、延長戦にまで及ぶ１２０分の激闘の末、０−１で惜しくも競り負け決勝進出はなりませんでした。
ヴェロスクロノス都農は、カテゴリーが一つ上の相手に対して中盤に厚みを持たせた３—２—４—１の布陣で挑みました。
ゲーム開始と共に後方から丁寧に攻撃を組み立て、MF堀研太選手、MF深田竜大選手、MF中村亮選手が鋭く、巧みに仕掛けて敵陣に攻め入りましたが、相手の堅い守りに阻まれてフィニッシュまで持ち込むことができませんでした。
攻撃の形はつくるもののゴールに結びつけられないもどかしい展開にもディフェンス面は崩れることなく、GK伊藤剛選手、DF濱口功聖選手を中心に相手のカウンターをきっちりと警戒しながら素早いプレスでプレッシャーを掛けて０—０で折り返しました。
後半も持ち味通りのポゼッションサッカーを展開し、攻守に一歩も引くことなく押し気味にゲームを進め、０—０のまま前後半１５分ずつの延長戦に突入しました。
延長前半、先に大きなチャンスをつくり、MF梶山幹太選手が放った鮮やかなミドルシュートは惜しくもクロスバーにはじかれて主導権を握ることはできませんでした。選手を入れ替えて臨んだ延長後半も１１人が連動した攻撃を繰り出しながら格上を苦しめましたが、８分にゴール前へのロングボールの処理でもたつき、１１３分間守り続けたゴールをこじ開けられました。
わずかな守備の綻びからの手痛い失点にも決して諦めることなく相手ゴールに果敢に迫ったものの、残り数分で得たチャンスからのヘディングシュートも再びクロスバーに嫌われ、そのまま無念のタイムアップとなりました。
あと一歩力及ばずに敗れはしましたが、JFL勢を最後まで追い詰め、チームの成長は感じ得た一戦となりました。
この日の敗戦を糧にここ一番で決め切る力を追求し、来週末４月３０日（日）からのKYFA第５１回九州サッカーリーグに挑む所存でございます。
３０日の前期第５節は今季３戦目のホームゲームとなり、本拠地の藤見運動公園で１３時よりBrewKASHIMAと対戦し通算４勝目を目指します。
応援に駆け付けてくださいましたスポンサー様、サポーター及びファンの皆さま誠にありがとうございました。勝利を届けることはできませんでしたが、皆さまのご声援のおかげで好ゲームを繰り広げることが出来ました。
また、大会関係者並びにボランティアスタッフの皆さまにも心より感謝を申し上げます。
今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。

2023.04.23

試合レポート