KYFA第51回九州サッカーリーグの最終戦となります第18節(後期第9節)は9月10日(日)、宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎で行われました。
前日に5年ぶり3度目(JFC宮崎時代含む)の優勝を決めたヴェロスクロノス都農は、FC延岡AGATAとの宮崎ダービーに臨み、1−1で引き分け、通算成績を15勝2分け1敗の勝ち点47とし、今季リーグ戦を終えました。
全18試合でリーグトップの74得点を奪い、失点はリーグ最少の6。攻守にわたって安定した強さを発揮し、九州チャンピオンをつかみ取りました。勢いそのままに11月10日(金)に開幕いたします日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)に臨みます。
互いにプライドを懸けた戦いで、序盤から一進一退の攻防となりました。ヴェロスクロノス都農は両サイドのMF中村亮選手、梶山幹太選手を起点に多彩でスピード感あふれる攻撃と素早い攻守の切り替えからの組織的守備を徹底し、迎えた23分、梶山選手が巧みに中央突破を図ると、ペナルティーエリアまで数メートルのところで相手がファウル。FKを獲得し、DF柳田健太選手が相手の壁を鮮やかなボールコントロールでかわしてゴール右隅を仕留め、先制弾をたたき込みました。
1−0で折り返し主導権を握って迎えた後半は、相手がカウンターを中心とした攻撃の強度を高め、21分の左サイドのピンチに対し、ラフプレーを犯して1人が退場処分となりました。数的不利な状況となり、素早い寄せと体を張った守備の意識をさらに高めて懸命にゴールを守りましたが、ロスタイムにセットプレーからのこぼれ球を拾われ同点ゴールを許しました。最終戦を勝利し有終の美を飾ることはできませんでしたが、タイムアップまで気持ちのこもった攻守を繰り広げました。
優勝を懸けた2連戦に足を運んでくださり、選手たちの背中を力強く後押ししていただきましたスポンサー様、サポーターの皆さま、誠にありがとうござました。
スポンサーの皆々様並びにサポーターの皆さまの多大なるご支援ご声援のおかげで、選手、スタッフが一丸となって九州王者という目標に向かって充実した活動を繰り広げ、今季一つ目の悲願を達成することができました。皆さまのサポートにクラブ一同、心より感謝を申し上げ、次なる目標のJFL昇格を目指してさらに精進していく所存でございます。
地域CLは全国9つの地域リーグ優勝チームと全国社会人選手権(10月)を勝ち抜いた上位3チームの計12チームが参加します。4チームずつ3グループに分かれてリーグ戦で争う1次ラウンドは、11月10日(金)〜12日(日)に宮崎市のひなた県総合運動公園など全国3会場で行われます。決勝ラウンドは1次ラウンド各グループ1位と各グループ2位の中で成績最上位チームの計4チームが、栃木県宇都宮市のグリーンスタジアムで11月22日(水)、24日(金)、26日(日)に同じくリーグ戦で競い、優勝チームはJFLに自動昇格し、準優勝チームはJFL最下位チームとの入れ替え戦に臨みます。
九州1位のヴェロスクロノス都農は宮崎市での1次ラウンド出場が確定しており、決勝ラウンド進出を争う残り3チームが決まる組み合わせ抽選会は10月28日(土)に行われます。
鮮やかな紅葉の候、皆さま方に朗報を届けられますよう全力を尽くしてまいります。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。
- 2023.09.10
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