SHARE
ー インタビューに入る前に、プロフィールに大食いと書いていましたが、 どのくらい食べられるんですか？
学生時代に牛丼チェーン店のキング牛丼を6分で完食したとき、周りに大食いだと言われました（笑）
ー すごいですね（笑）。回転寿司だとどのくらい食べるんですか？
回転寿司だとだいたい30皿くらいで終わらせています。 食べても食べてもお腹が空くので、食べ過ぎないように気を付けています……。武史さん（ヴェロスクロノス都農広報）に「（サッカー選手にしては）もちもちしている」と言われたので、ダイエットも頑張っています。最近3～4キロ落としたんですよ！（笑）
サッカーとの出会い
ー サッカーを始めたきっかけは？
幼稚園児の頃から友達と遊びでサッカーをしていましたね。 そのときの友達が入っていた、小学校のサッカーチームに誘われて、本格的に始めました。
ー ヴェロスクロノス都農に入ったきっかけは？
大学の先輩だった功聖くん（濱口 功聖選手）が声を掛けてくれて、練習に参加したのがきっかけです。 大学卒業後のチームが決まっていなくて悩んでいたときに、「ディフェンスが少ないから練習に参加してみない？」と連絡をくれました。
ー 濱口選手とは仲が良いんですね。
そうっすね。大学時代、いつも一緒にご飯を食べたりゲームをしたり、可愛がってもらっていました。 正直、今の自分は調子が良い状態とは言えないんですけど、そんな自分に「もっと気楽にやれ」と 言ってくれています。 自分は、結構人から言われたことを気にしすぎちゃうところがあるんですけど、その度に功聖くんやチームメイトが支えてくれていて。 最近は人に言われたことを自分の中でうまく消化して、次に繋げられるようになってきました。
ー 加入して半年ほどですが、入ってみてどうですか？
チームメイトは年上ばかりなんですけど、フランクに話してくれる先輩が多いので楽しいです。 Jリーグでやってきた選手が多く、日々の練習から刺激を受けています。
サッカーをしながら働くという選択
ー シフトプラス㈱ではどのような仕事をしていますか？
ふるさと納税サイトへの登録や寄付に関する情報の管理などをやっています。
ー 1日のスケジュールを教えてください。
朝、宮崎市の自宅から都農の練習場まで1時間かけて移動します。 宮崎県の移動なんで、もちろん車です（笑） 午前中の練習が終わったら都城市に移動して、18時まで働いています。 帰宅にも1時間半かかるので、移動距離は長い方かもしれません。
【1日のスケジュール】
6:30 出発
8:30~10:30 練習場でサッカー
13:00~18:00 営業所で仕事
19:30 帰宅
ー 仕事をしながらサッカーの道を選んだのはなぜですか？
大学を卒業してもサッカーは続けたいと思っていました。Jリーグのチームの練習にも参加したんですけど全然だめで。だから、功聖くん（濱口 功聖選手）から連絡をもらった時、「この道だ」って思いました。サッカーを続けられる環境さえあれば、仕事も全然苦じゃないと思ったので、迷いはなかったですね。
ー 仕事とサッカーの両立はやはり大変ですか？
思っていたよりも移動距離が長くて、最初は大変でした。 今は車出しを3人（鈴木 将馬選手・朴 昇利 選手）で交代しているので、環境にはだいぶ慣れましたね。
ー 仕事をするうえで意識していることは？
入ったばかりで分からないことが多いので、とにかくなんでも聞くように心がけています。 細かく聞いて、分からないまま一人で進めないように意識していますね。
現実を受け入れ、真正面から自分と向き合う
ー 周りとの差を埋めるために頑張っていることは？
自分に足りない部分を補うトレーニングをしたり、身体のケアをするようになりました。 練習前の時間をストレッチやトレーニングに充てています。 以前トレーニング前に、何もせずただ待っていたら、亮君（中村 亮選手）に「お前なんもやってないけど、今日大丈夫か？」って言われて。もちろんその日のプレーはだめだめで、反省しました。 今は身体の状態を知ったうえで練習に入る習慣が身に付いてきたので、これからも地道に続けていきます。
ー 他の人に負けないご自身の強みは？
楽観的な部分ですかね。この1年で崩れかけてはいたんですけど（笑） 物事を「なんとかなるだろう」と捉えるところは、良くも悪くも誰にも負けないと思います。
ー 反対に、努力していきたい部分は？
積極的に自分を出せず、周りに合わせちゃうところですかね。 先輩たちは自分を出すのが得意で、サッカーをしているときもそうでないときもチームの輪の中に自ら入っていくので。そこって自分に足りない部分だなと思ったんで、頑張りたいです。
ー 公式戦に出るために努力していることは？
自分から声を出していって積極的に動くことですね。 少しずつ思い切ったプレーが定着してきているので、次は常に発揮できるように頑張ります。 パスやキックには自信があるので、試合で活かせるように初歩的なところからしっかりやっていきたいと思っています。
ー 今後どうなっていきたい？
やっぱりJリーガーになりたいですね。 そのためにまずは「こいつがいないとだめだ！」ってくらい、チームの中で欠かせない存在にならないといけないので。 現状に満足せず、高みを目指して頑張ります。
梶山 かえで 選手の詳細プロフィールはこちら
- 2023.11.01
- 選手・スタッフ
