2022.03.27

《インタビュー》2022.03.27 小寺真人監督インタビュー

SHARE

2022.03.27 第50回九州サッカーリーグ第3節 熊本教員蹴友団 マッチデイニュース 小寺真人監督インタビュー


どの試合も変わらないのは、
自分たちの全力を出すこと、
自分たちの目標をピッチ上で表現していくこと。

1月に就任してこれまで、強化してきたことは?

すべての局面をトレーニングしてきましたが、特に攻撃のビルドアップの部分。素早くポジションを取って、ポゼッション(保持)しやすい環境を整えて、プログレッション(前進)することを繰り返した。チームで前進し、相手陣地に入ったら個人のクオリティを発揮しながらスペースを使いゴールに向かうことを伝えてきた。安定したビルドアップができたらボールを失った時もいい形で奪い返しにいきやすい。そこが自分たちの一番の基盤となる部分。ただ、それができない時もそれぞれが何をするべきか明確になるように全員で取り組んできた。

先週の開幕戦は4-0で快勝。振り返ってほしい。

前半早い時間帯に先制できたこともあり落ち着いてプレーすることができた。後半は相手のプレッシャーが強まりコントロールを失う時間帯もあったが、相手が出てくるスペースを突いて追加点を取ることができた。ただ相手がリスクを冒してオープンな展開を仕掛けてきた時に、ボールを失ってはいけないところで失ってしまう場面があった。プレシーズンにやってきたことを出せた部分と、もっと期待している部分がある。出た課題の一つ一つを分析し、改善することをより強くチームに求めていきたい。ホーム初戦はけがで戦列を離れていた中村亮も戻ってくる。第1戦よりも成長した姿をしっかりとピッチ上で示していきたい。


今年は例年以上に混戦が予想される。勝敗のカギは?

適応力だと思う。長いリーグ戦の中では4、5時間移動した後に試合をしたり、連戦があったり難しい状況が出てくる。我々が置かれた環境に適応しながら目の前の試合で100%を出すことを心掛けて準備していく。どの試合も変わらないのは、自分たちの全力を出すこと、そして目標をピッチ上で表現していくこと。

27 日ホーム初戦に向け心境は?

ホームでの試合はすごく心待ちにしてきた。自分たちのサッカーを表現して、皆さんに楽しんでもらうために1月からトレーニングを積んできた。やっとそれを地域の皆さんの前で披露できると思うととてもワクワクしている。必ず楽しんでもらえると思うのでぜひ応援に来ていただきたいです。


※「2022.03.27 第50回九州サッカーリーグ第3節 熊本教員蹴友団 マッチデイニュース 小寺真人監督インタビュー」より転載・加筆。
文:鳥原 章弘 写真:中村 武史

2022.03.27
選手・スタッフ

SHARE