都農町では、毎年8月1日と2日に行われる夏の恒例イベント「都農神社夏祭」が数年ぶりに開催されました。
代々、町民から愛され続ける盛大な祭事で、黄金の御神輿と4台の太鼓台が威勢のいい独特の掛け声と共に町を練り歩きます。
歩行者天国となった商店街にずらりと並ぶ出店、太鼓、弥勒連、松原獅子、ひょっとこなど見どころ満載!
今回ヴェロスクロノス都農の選手たちは、「地域おこし協力隊」の一環として黄金の御神輿を担ぐという大役を任されました。
1日目はこちらのメンバーで都農町の夏を盛り上げます!
ヴェロスクロノス都農“ヤングチーム”といった感じのメンバー。(左から堀選手、上米良選手、衛藤選手、神野選手、深田選手、伊能選手、濱口選手、味坂選手。中央に中村選手)
朝9時。まだ静かな境内で、ビニールに包まれた主役の御神輿も、今か今かとその時を待ちます。あいにくの曇天ですが、気温は28度。蒸し暑くなりそうです。
祭りに備えてしっかりと鉢巻を巻きなおし。10時をすぎ、出発前の神事がはじまりました。続々と人が集まりはじめます。
オフの柳田選手(右)を発見。1日目は太鼓持ちとして参加するそうです。
いよいよ出発です。「初参加なので楽しみです!」と話していた選手たちも、少し緊張気味。
「わっしょい!」の掛け声とともに都農神社をスタート!このあと2日間をかけて、御神輿は都農町をまわります。
ここから始まる長い道のりを、まだ知らない中村選手(写真中央)。余裕の表情です。
「暑いですね!」と取材チームを気にかけてくれる衛藤選手。
「余裕っす!」と元気な濱口選手。
都農町長の河野正和氏も御神輿を先導して歩いていきます。ヴェロスクロノス都農について尋ねると「都農町になくてはならない存在です。彼らが都農町を盛り上げていってくれている。今日も期待しています。サッカーも応援していますよ。」とのお言葉をいただきました。
時折晴れ間が見えてきて、最高気温は30度超え!
ゆく先々で神事が行われるので、そこが休憩ポイントになります。
都農漁協に到着。一時休戦です。港は少しだけ涼しい気がします。
選手の休憩中、取材チームは選手がお世話になっている農家さんへお話を聞きに行きました。
山下さん親子です。主に農業をお手伝いする「農業班」の選手がいつもお世話になっています。
「選手たちは本当にかわいい、息子みたいなもの。一生懸命やってくれるし、力仕事も嫌な顔一つしません。もちろん試合も応援に行きますよ!今日も仕事終わりに御神輿を担ぐ選手を応援にいくつもり。」
「この下の台なんかも運んでくれる、いつも息子たちには感謝しています」
選手たちは、都農町のあたたかい人たちに囲まれて過ごせているようですね。
いつもヴェロスクロノス都農の応援をありがとうございます!
再スタートした選手たちは、だんだんと疲労の色が見えてきました。
誰よりも声出しを頑張る中村選手。
昼過ぎに何度目かの休憩。夏の暑さと神輿の重さで、担ぎ手たちも疲労困憊。昼過ぎの休憩時には、労いのおにぎりが振る舞われました。
エネルギーをチャージして、元気に頑張りましょう!
「きついけど、楽しいです!」と堀選手。だんだんと空も暗くなってきました。
「わっしょい!」の掛け声とともに再スタート。
声援の中に見知った顔が! 大竹選手(写真右)です。ヤングチームも気合が入ります。
都農町の学生さんに応援されて、選手たちにも思わず笑顔がこぼれます。
出店の立ち並ぶ中、中町から2日目の出発地までラストスパート!
御神輿が到着!本当にお疲れ様でした!
御神輿到着後にステージで行われる催しで、1日目の行程が終了です。「肩が痛かったなあ…」と味坂選手。長い道のりでした。
オフの選手もまたまた応援に駆けつけてくれていました。左から佐藤選手夫妻と坊ちゃん、明日のチームメンバー、宮尾選手夫妻、岡山選手夫妻です。
蒸し暑い中、朝からなんと7時間!ヴェロスクロノス都農のヤングチーム、無事完走です。
声を掛けて応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
都農祭り2日目の密着も是非ご覧ください!
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- 2023.08.19
- 地域おこし協力隊