都農中学校の生徒たちが総合的学習の時間を活用し、「未来に向け自ら起動する人材」を増やすことを目標に取り組んでいる「つの未来学」の1年生のプレゼンテーション(発表会)に、山田雄太選手がゲスト役として参加しました。
「デジタル」や「観光」など将来のまちづくりに視点を置いた10のテーマの中から、興味がある分野をそれぞれが選択。10チームに分かれて、町の現状や課題、提案内容や実現に向けた考え、その根拠や事例などについて活発にアイデアを出し合い、チーム全員で協力しながらプレゼン資料を手掛けたそうです。
山田選手がプレゼンを受けたのは「文化・スポーツ」「農と食」「観光」「移住」「学び」「経済」の6分野。文化・スポーツのチームからは「ヴェロスクロノス都農のファンを増やすには」と題した提案があり、「選手が高齢者らにマッサージをしたり、ストレッチをしたりすればファンがもっと増えるのでは」などといったファン目線からの心に刺さるアイデアをいただきました。
その他、Instagramを多彩に活用し町の魅力を発信することや移住者が住みやすい町、移動式ラーメン店の開設など、どのチームも町の将来を真剣に考えた中学生らしい斬新なプレゼンばかりで、山田選手も感心しきりの様子でした。
都農中学校1年生の皆さん、貴重な提案ありがとうございました。
皆さんと一緒にまちづくり、チームづくりに取り組んでいけたらと思います。
よろしくお願いします‼
【山田雄太選手のコメント】
ヴェロスクロノス都農に関して、どうやったらお客さんにきてもらえるか?という問題について、高齢者の方々は仕事で疲れているので選手たちからマッサージをしてもらったら嬉しいのではないか?という意見をはじめ、複数の意見をもらいました。
自分たちでは思いもつかないような答えが返ってきたりすることで、僕自身、新しい手段や方法を見つけることができたと思っています。
また他の分野に対しても、様々な観点から問題に対して取り組んでおり、とても中学生が考えたものとは思えないほどクオリティの高いものばかりでとても感心しました。
そして保護者やゲストの前で緊張する中、勇気を出してプレゼンをしてくれた生徒たちの姿には感動をもらいました。中学生たちが僕たちの為に必死で考えて準備して提案してくれたものをヴェロスクロノス都農でこれからしっかりと形にしていこうと思っています。
- 2024.02.24
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