2025.10.14

第61回全国社会人サッカー選手権大会 準決勝

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試合結果

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    ヴェロスクロノス都農

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    プライフーズスタジアム
    • 2

    • 0

  • VONDS市原FC

    VONDS市原FC

  • 32分 山原 慧也
  • 48分 上米良 柊人
1

前半

0
1

後半

0
STARTING MEMBER
GK1 赤塚 怜
DF5 山原 慧也
DF6 柳田 健太
DF16 高橋 健
DF18 井上 将弥
MF7 山内 彰
MF23 永野 雄大
FW9 山田 雄太
FW13 上米良 柊人
FW27 松本 幹太
FW29 酒井 信磨
SUB MEMBER
GK30 浅井 大地
DF4 松岡 憧
DF20 藤田 大道
MF3 梶山 幹太
MF10 中村 亮
MF14 五領 淳樹
FW8 中山 雄希
STATISTICS
3 シュート 3
9 GK 5
2 CK 8
0 オフサイド 4
10 直接FK 12
0 間接FK 4
0 PK 0
MEMBER CHANGE
61分 上米良 柊人→中村 亮
61分 松本 幹太→中山 雄希
72分 永野 雄大→藤田 大道
72分 酒井 信磨→梶山 幹太
80+4分 山田 雄太→松岡 憧
CARD
44分 酒井 信磨 C2 ラフ 70分 後藤 準弥 C2 ラフ
STARTING MEMBER
GK21 今川 正樹
DF2 藤嵜 智貴
DF19 橋本 丈
DF22 西埜植 颯斗
DF28 篠原 弘次郎
MF10 沼 大希
MF14 鬼島 和希
MF15 水野 泰輔
MF17 吉田 力也
FW16 勝浦 太郎
FW26 大塚 尋斗
SUB MEMBER
GK1 折口 輝樹
DF24 切石 承之介
MF27 郡司 侑弥
MF29 大友 千裕
FW7 清原 翔平
FW8 加藤 勇司ベサーナ
FW26 後藤 準弥
HEAD COACH
小寺 真人
HEAD COACH
向山 聖也

REPORT

第61回全国社会人サッカー選手権大会第4日は10月14日(火)、青森県八戸市のプライフーズスタジアムで準決勝2試合を行いました。ヴェロスクロノス都農はVONDS市原FC(関東)に2―0で快勝し、宮崎県勢初の決勝進出を決めました。併せて、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を争う全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)の出場権も4年連続で獲得しました。

前半風上に立ったヴェロスクロノス都農は組織となった積極的で粘り強いディフェンスから流れを掴みます。前線ではFWの山田雄太選手、上米良柊人選手、松本幹太選手、酒井信磨選手が相手のスペースを鋭い動き出しで埋め、両ボランチの永野雄大選手、山内彰選手もしつこくボールに絡み続けました。後方では山原慧也選手、井上将弥選手、柳田健太選手、高橋健選手のDF陣が素早く体を寄せて自陣深くまでの侵入を許さず、奪い返したボールを後方で散らしながら両ボランチを経由させてバリエーション豊かに前進を図りました。

10分ごろの栁田選手のクロスを起点に酒井選手、上米良選手、山内選手、永野選手、松本選手がテンポ良く細かく繋いで敵陣深くに入り込む攻撃でプレッシャーを掛けると、立て続けに押し込む時間帯が訪れ、攻守にわたってさらに波に乗りました。堅守からの速い攻撃を徹底して繰り返しながら迎えた32分、酒井選手の右サイドでの粘り強い競り合いが生きてこの日初となる右CKを獲得。相手が嫌がる攻撃をしっかりと積み重ねた場面での好機に、キッカー柳田選手が放った正確な弾道のボールはファーサイドへと向かい、空中戦に強い井上選手らとの連係でマークが外れた山原選手が抜群のタイミングで着地点に走り込み、勢い良く頭を捻りながら合わせて先制のゴールネットを揺らしました。

主導権を握ると攻守のリズムがより一層加速し、相手のロングスロー、CKからの攻撃を堅実に跳ね返しながら永野選手らを軸とした追加点に向けた攻撃に転じ、終了間際の相手の連続攻撃もGK赤塚怜選手らを中心に体を張って防ぎ続け、リードを保ったままハーフタイムに入りました。

後半も前半のいいリズムを11人全員が保ち、まずは防御面で井上選手、松本選手らが臆することなくボールに向かって攻撃の組み立てを許さず、長短を織り交ぜたアタックで前進しました。流れをキープしたままの時間帯に追加ゴールを挙げて突き放したい場面で、上米良選手の左サイドでの仕掛けが相手の反則を誘い絶好の位置でFKを獲得しました。

キッカーは不動の柳田選手が務め、右足から繰り出したボールはファーサイドの好位置を捉え、前に出た相手GKとガードを強めたDFの圧に屈することなく井上選手がタイミングを計って勢い良くジャンプし頭で左に流し込み、ふわりと浮いたボールを完全フリーとなった上米良選手が右足で仕留めて貴重な追加点を奪いました。


以降も組織的なディフェンスで踏ん張る姿勢を崩さず、山田選手や高橋選手、山内選手らが次々と反撃をブロック。守勢に入ることなく柳田選手、永野選手、上米良選手、松本選手らを軸とした積極的な攻撃も展開しました。連戦の疲れを見せることなく運動量を保って主導権を握り続け、中盤からはMF中村亮選手、DF藤田大道選手、MF梶山幹太選手、FW中山雄希選手を投入。

さらに攻守のテンポアップを図り、右サイドを起点とした連続攻撃を仕掛けながら攻守の切り替えも怠らず、残り時間10分を迎えました。相手も前のめりとなり、ロングボール、セットプレーから果敢にゴールを狙いに来ましたが、栁田選手や藤田選手、中村選手や山原選手らが集中力を高く持って次々と前進を食い止め、1本のシュートも打たせずに歓喜のタイムアップに持ち込みました。

最終日は15日(水)、同会場で決勝戦と3位決定戦が行われ、ヴェロスクロノス都農は宮崎県勢初の頂点を懸けてFC BASARA HYOGO(関西)と午後0時半より対戦します。

なお、地域CLは12チームが出場し、1次ラウンドが11月7日(金)~9日(日)に全国3会場で開催され、決勝ラウンドが11月20日(木)、22日(土)、24日(月)に千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで行われます。1次ラウンドの組み合わせ抽選会は10月18日(土)に東京都のトヨタ東京ビルにて実施されます。

皆さまの熱いご声援のおかげで、賜杯を逃した九州リーグから立て直しを図り、今大会の第一目標として臨みました地域CL出場権を手にすることが出来ました。優勝旗をつかみ取りさらに勢いを付けて11月の勝負の戦いに挑む所存でございます。

JFLを目指してチーム一丸となって死力を尽くしますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

2025.10.14
試合レポート

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