2025.09.24

頂点への挑戦 #2 「地域CLに出場するには?」

SHARE

 

九州リーグ3連覇、悲願のJFL昇格に向けてスタートを切った2025年。

リーグ最終順位が2位という結果に終わり、

全国地域サッカーチャンピオンズリーグの九州リーグ代表としての出場権を惜しくも逃したヴェロスクロノス都農。

 

だが、JFL昇格のチャンスはまだ残されている。

1%でも可能性がある限り、浅葱色の戦士たちの挑戦は終わらない。

ここから駆け上がる、「頂点への挑戦」。

 

本記事では、JFL昇格に関する情報を全3回に分けて紹介します。

第1回「JFLに昇格するには?」はこちら→https://veroskronos.com/topics/detail/2025091210

 

 

第2回「地域CLに出場するには?」


JFL昇格への絶対条件である全国地域サッカーチャンピオンズリーグでの優勝。

その舞台のスタートラインに立つためには、いずれかの条件を満たさねばなりません。

 

一つは、各地域リーグで年間チャンピオンになること。

全国9つのエリアに分かれたそれぞれの地域リーグで、ホーム&アウェイ方式のリーグ戦を闘い、

優勝したチームには地域リーグの代表として、全国地域チャンピオンスリーグへの出場権が与えられます。

もう一つは、各地域リーグ終了後に行われる、全国社会人サッカー選手権大会で上位3チームに勝ち残ることです。

※全国社会人サッカー選手権大会については次回の記事にて紹介します。
 

 

地域リーグはどのように分かれているのか?

各リーグで参加チーム数も異なり、エリアによっては地域2部のリーグも存在します。

九州リーグ所属のヴェロスクロノス都農は、九州各地に本拠地を置く全9チームと優勝争いを繰り広げます。

2025シーズンの成績は以下の通り、14勝1分3敗で最終順位は2位で今シーズンを終了しました。

その他の地域でも同じようにリーグ戦の最終結果によって、

優勝したチームへ優先的に全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場権が与えられます。

 

また、過去5年間の各地域リーグの優勝チームは以下の通りです。

各地域リーグを勝ち上がってきた優勝チーム同士がぶつかり合う全国地域サッカーチャンピオンズリーグは、

実力が拮抗する試合ばかりで予選ラウンドから目が離せません。

シーズンの集大成ともいえるこの大会に、チームはさらに一丸となり、全てを懸けて挑みます。

 

 

全国地域サッカーチャンピオンズリーグの優勝チーム(過去5年間)はこちら。

2024年の全国地域サッカーチャンピオンズリーグを制した飛鳥FCは、関西リーグの代表として出場しました。

1次ラウンドの予選ではグループ全体で最も成績の良い2位として決勝ラウンドに駒を進め、2勝1敗という成績でJ F Lへの切符を手にしました。

また、同大会準優勝の関東リーグの強豪・VONDS市原は1週間後に行われた、

JFL最下位チームとの昇格を懸けた入替戦で、ミネベアミツミFCに1-0の僅差で敗退。

改めて、地域リーグのチームにとって、JFL昇格が狭き門であることを証明する結果となりました。

 

2024年の全国地域サッカーチャンピオンズリーグの詳細はこちらhttps://www.jfa.jp/match/regional_league_2024/schedule_result/

 

 

毎年予測出来ないハイレベルな試合が繰り広げられる、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ。

そのスタートラインに立つことも決して容易ではありません。

肉体的にも、精神的にも、このサバイバルを最後まで闘い抜くことができるチームのみがJFLへの昇格を許されるのです。

単純な戦力差だけでなく、思いもよらぬハプニングにも冷静に対応できるメンタリティや、

グループリーグの組み合わせの運など、あらゆる不確定要素が複雑に絡み合う、まさに魔境とも呼べる大会です。

 

 

そして、地域リーグ優勝を逃したクラブに与えられる最後のチャンスこそが、

決勝戦まで5日間連続で試合が行われる一発勝負のトーナメント「全国社会人サッカー選手権大会」です。

 

ヴェロスクロノス都農はこの大会を必ず最後まで勝ち上がり、

全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場権獲得を目指します。

 

次回のテーマは、「地域CLへの最後の切符、全社とは?」について紹介します。

引き続き、熱い応援よろしくお願いします。

2025.09.24
インフォメーション

SHARE